学校紹介

スクールポリシー

光英VERITAS中学校・高等学校における教育活動の指針となる
Ⅰ.建学の精神「和」に基づく卒業認定の方針(グラデュエーション・ポリシー)
Ⅱ.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
Ⅲ.入学生徒受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)
3つの方針を掲げています。

Ⅰ.建学の精神「和」に基づく卒業認定の方針(グラデュエーション・ポリシー)

光英VERITAS中学校・高等学校は1933年に創立された東京聖徳学園の建学の精神である「和」をさまざまな教育の取り組みの基となる考え方としています。本校はこの「和」を「独自性を発揮し協力し合うことで共に成長する人間になる」とする新しい意味づけをし,ひとづくりを土台にしながら常に時代を先取りする教育に取り組んでいます。「答えを求める学びから問いを持つ学びへの変革」を合い言葉に,個人や社会が成長し続けるために「地球規模で考え,人・社会・自然に貢献する次世代リーダー」を育成していきます。 グローバル化が進み人や社会の物事の見方が多様で複雑になっていく現代社会では,人間としての尊厳を見失わず,みずから「なぜ?」という問いを立てさまざまなひとたちと協力しながら人・社会・自然に貢献する新たな知恵を生むための力の育成が求められています。本校はこの課題に向き合い,探究的な学びを軸とするVERITASトルネードラーニング(学校全体でつなげ広げていく探究学習)によって,自分をふりかえり,先を見据え,課題を克服しながら成長し,地球的課題解決に貢献する人材を育成しその成果を発信していきます。

上記の教育理念に基づいて,以下の教育目標を掲げます。

【教育目標】

  1. 自分を律することができ,個性を生かしながらさまざまな価値観を持つひとたちに共感しながら関われる品格のあるひとづくりをする。
  2. 基礎・基本をきちんと身につけた上で,自分をふりかえり,順序立てて考え,先を見据え新しい物事を創り出す力を育てる。
  3. 地球規模で考えるものごとと身近なものごととの関わりを見つめて行動する姿勢と,さまざまなひとたちとより良い関係をつくれる国際的なコミュニケーション能力を育てる。
  4. 健全な心と身体とともに,人・社会・自然に貢献する精神を育てる。

教育目標に基づいて以下の生徒を育成します。

【育成する生徒像】

地球を守る自覚と実践力のある次世代リーダー
・自分だけが持つ力を生かし,さまざまなひとたちと協力して物事を成し遂げることで個性を高め合えるひと
・ひとと関わり学ぶとき,善悪の区別をつけ秩序を守り,思いやりの心をいつも持っているひと
・共に学びさらに成長するため,光る個性を互いに認め合い,相手の考えや主張に共感しそれを自分の言葉で相手に伝えられるひと
・地球規模の視野で考え,社会に貢献する新しい価値あるものごとを自分たちの力で創り出せるひと

Ⅱ.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

光英VERITAS中学校・高等学校では,グラデュエーション・ポリシーに掲げる生徒を育成するため教科学習,学校行事,特別活動などの学校のさまざまな活動を,より効果的になるよう関連づけた計画によって実施します。
教育課程は教育目標に則り,以下の方針に基づいて編成・実施します。

【教育課程編成の方針】

  1. 進路実現のために必要な学力を身につける教科,思いやりの心を磨く小笠原流礼法,体を鍛え幅広い知性を高める教科と豊かな人間性を育てる特別活動を組み込み,次世代リーダーとしての準備を整える。
  2. 理数学習の時間を充実させ,自然の事物・現象や実際の社会と理数学習がどのように関係していてどれだけ大切であるか理解した上で,学習した内容をさまざまな機会で活用できるようにする。
  3. 英語・グローバル教育に関連する時間を十分にとり,世界の国々を知った上で日本文化をきちんと理解しその良さを国際的に発信できるようにする。
  4. すべての教科で実施する探究的な学びのまとまりとなる科目「探究科」によって,すべての教科を高め学び続けられるようになる「学ぶ力」を育てる。

【教育課程実施の方針】

  1. 各教科の授業計画(シラバス)によって学習の進度とレベルを遵守し,探究的な学びによって進路実現を通過点とする学び続ける力を養成する。
  2. 「ふりかえり活動」を大切にするアクティブラーニングによって,記述力・読解力を高めながら,学習を自分自身のためにより良いものへと変え続け,基礎・基本をきちんと身につけた上でさらに活用できるようにする。
  3. さまざまなひとたちとの協働学習から得られるコミュニケーションスキルとICT活用スキルによって高められた「発表し表現する力」をさらに飛躍させる機会を学校生活全体に数多く創り出す。
  4. ルーブリック(評価基準の段階別記述形式)によって,生徒と教員が同じ目線で到達目標を意識し主体的な学習態度を育てていく。

教育課程編成・実施の方針に基づき,以下のように生徒を育成する学びを実践します。

【生徒を育成する学び】

答えを求める学びから問を持つ学びへの変革
・解法のストーリーをつきつめるプロセス重視型の学び
・課題解決のため新たな価値を創造するアグレッシブな学び
・生徒も教員も共に学び共に成長する学び
・自立した個性に共感しさまざまな人々と調和する学び

Ⅲ.入学生徒受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

光英VERITAS中学校・高等学校は,多様なひとたちへの思いやりと共感を大切にできる人間性と生涯にわたり学び続けられる知性を備えた人材を育成しています。これからの時代に夢を描きその実現に向けて自信を持って努力を続けていくために,思いやりの心を磨き他者と信頼関係を築き協働することから新たな知恵・知識を創造する「光英VERITAS流21世紀型スキル」を身につけていくことを望むひとを求めています。

【本校が求めるひと】

  1. 学校生活の中で多くの人たちと一緒に活動することから心を磨き自分を高めていきたいひと
  2. 基礎・基本の学力を身につける努力をし,自分をふりかえりながら学び続けられるひと
  3. みずから疑問を見つけ答えを探し出そうとする「知の冒険心」にあふれるひと
  4. さまざまな文化を理解し自分の考えを自分のことばで自分らしく表現していきたいひと