礼法許状のご紹介
本校では中高ともに週1時間の小笠原流礼法の授業が行われます。
高校での礼法課程を修了すると、「花鬘傳(はなかづらのでん)」という許状が授与されます。
礼法学習の修了証です。ご宗家からいただきます。
はたしてこれは何の役に立つのか。
どれくらいの価値があるのかなど、よく聞かれます。
「中傳に準ずる資格」と位置付けられています。入門、初傳の次になります。
(実は本校では先生方もこの資格を取るべく、礼法の授業を受けています。)
卒業生の皆さんは、希望すれば、全国の小笠原流礼法の教場で継続して学ぶこともできます。
奥傳、準師範、師範と進むことができます。
単純に「役に立つ」だけではなく、学んだことを身につけ、きちんとした振舞いができること、それがこの許状を手にすることの意味です。
ところで、本校では一つ上の「奥傳(に準ずる資格)」を取ることも可能です。
それが「花鬘正傳(はなかづらのしょうでん)」です。
毎年、受験資格を得た多くの生徒がチャレンジします。ノート、作文、実技などを審査します。
今年度の実技試験の様子です。
正傳であっても、傳であっても、3年間学んだ結果の許状です。おおいに生かしてほしいと願っています。
今年も礼法(卒業)文集が完成しました。
礼法室入口に置いてあります。ぜひご覧ください。