学習活動

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国際理解講演会

10月26日(水) 中学1,2,3年生を対象に国際理解講演会が行われました。

今回お話していただいたのは、JICA海外協力隊として、ウガンダで体育の教員を数年間過ごした経験のある方です。

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最初にいくつかのクイズが出されました。

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クイズを通じて国ごとの文化の違いについて子ども達に伝えます。

『世界が100人の村だったら』の話で、世界の現状について分かりやすく生徒に伝えてくださいました。

世界で貧困や食糧不足に苦しむ人があまりにも多くいることを知って驚く生徒がたくさんいました。

その後、たくさんの写真を見せながら数年間滞在していたウガンダでの生活について語って下さいました。

生徒達は初めて聞くウガンダの文化、生活についての話に興味深く聞き入っていました。

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「水が当たり前に手に入る環境にいる私たちが幸せで、水の少ない環境が不幸でかわいそう。」どうしてもこの思考に陥ってしまいがちですが、水の少ない環境が当たり前である人々にとってはそれが普通であって決して不幸な訳ではない。われわれの価値観で決めつけてしまうのは異文化理解にはつながらないことを伝えてくださいました。

将来海外で働いてみたいと答えた生徒が数名いましたが、この講演を聞いてより多くの生徒たちが海外へ興味を持ってくれたことと思います。

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最後に

「皆さんはやりたいことを実行に移せる環境にいます。 日本国内のことだけでなく海外の人達のことを考え、異なる文化を理解し、一人一人がそれぞれの方法でより良い世界に向かっていけるよう努力をすることが大切です。」  というメッセージを伝えてくれました。

私もこの講演をきいてJICAのHPから今も世界で活躍している協力隊の方のブログが見れることを知りました。

初めて聞く名前の国で同じ教員として世界のために活躍している人がいることを知り、私にも何かできることは無いかと考えるようになりました。また、現地での具体的な生活などを詳しく知ることができるので今後も確認していきたいと思います。

これからも様々な文化について理解を深め、私たちにできることが何か一緒に考えていきましょう。