お知らせ

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6/10(土)未来の科学者のための東大駒場リサーチキャンパス公開参加

6/10(土)未来の科学者のための東大駒場リサーチキャンパス公開に、希望者(2年2名・3年10名・4年3名・5年11名)が参加しました。
東京大学駒場リサーチキャンパス内の研究施設で行われている、日本最先端の研究施設や研究現場を見学し、研究の一端を体験できるイベント。中高生向きのプログラムが多く用意されています。
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 (見学ポートフォリオより)
予測医療の研究室では、血管が3Dで画像として映し出されていて、動脈瘤や血管狭窄症が実際どのような状態になる疾患なのかをリアルにイメージ出来た。また、ゲノム医療では、活用することでダウン症の出生前診断が可能になったり、解析によって効く薬が判明すれば、同じゲノム変異を持つ別の施設の患者を救える可能性が高まるなど、今後の医療の可能性を強く感じた。医療関係の研究を主に見て、難しい話もあったけど、どの研究にも数値やグラフが必ず添付されており、信ぴょう性がすごく高いレポートばかりだったと思う。今後、探究活動でのレポート作成にあたって、数値やグラフを有効に活用し、より精度の高いものを作りたいと改めて思った。(5年)
1番印象に残った研究は光学迷彩と再帰性反射材の仕組みを使い、専用のジャケットを着てプロジェクターからその姿を覗くと後ろの背景が透けて見えるという研究です。この研究は普通の場合、光は当たったら拡散しますがこの専用の蛍光板の素材を使ったスーツは当たった光がそのまま来た方向に反射するので透明に見えます。では、なぜ後ろの背景が透明に見えるのでしょうか?それは、プロジェクターから後ろの背景を映し出しているからです。なので、普通に目で見る分にはジャケットを着ているようにしか見えなくてもプロジェクターから覗くと透明に透けて見えるという仕組みの研究でした。(3年)
 
今回私が見学した中で一番興味を持った研究は海洋観測と衛星観測を融合し、GNSS-A観測技術をはじめとする防災工学や海洋把握・水産学への貢献を目指す研究です。SNSS-Aとは海底測地技術の一つです。これによっていつ自身が来るかや、海の中がどのようになっているか詳しく把握できるようになるそうです。今は南海トラフがいつ来るかをこれを使用して計測しようとしているとおっしゃっていました。自身がいつ来るかを事前に知れるようになると私たちの生活も安全になると思うので時々この研究を自分でも調べてみたいと思いました。(4年)
皆「時間が足りない!」との感想。
一つの研究室をじっくり見るのもよし、興味ある研究を網羅していくのもよし。課題を見つけ、解決しようとする「VERITAS」の探究力が爆発した時間でした。
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2年 見学レポート
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集合写真