１０月２０日(月)に、１学年では東京駅近くにあるアーティゾン美術館へ校外学習として行きました。

この日は午後から本校の貸し切り鑑賞ツアーとなっており、冒頭ではレクチャールームにて、美術館の概要や展示されている作品についてを学ぶことができました。

その後各クラスに１名ずつ美術館の学芸員が付き、4階の安井曾太郎さんの企画展示などを鑑賞しました。生徒は学芸員の話を熱心に聞きながら、絵が描かれた背景や作者の当時の様子などを思い浮かべることができました。美術の授業の一環としての目的があるため、4階、6階に展示されている作品の中から自分のお気に入りの作品を一つ選び、模写をしました。たくさんの作品の中からどれを選ぼうか、真剣な様子で鑑賞していました。

6階では、『漂着』というタイトルで、沖縄についての作品を鑑賞することができました。薄暗い企画の展示スタイルで、いくつかの動画を視聴することができます。例えば沖縄での戦争についての話などです。戦争の恐ろしさ、自然のはかなさを作品を通して学ぶことができる機会となりました。

最後にレクチャールームに戻り、鑑賞した美術作品の感想を述べたり、模写した作品の仕上げを行い、提出して解散となりました。

今回の校外学習を通し、さまざまな価値観を認め、自らの考えを深めていくことの大切さを学ぶことができました。今後の学校生活でも活かしていきたいと思います。