初出場!ディベート甲子園に挑戦しました
7月20日(日)、私たちは伝統ある「ディベート甲子園 関東甲信越地区予選」に初めて出場しました。
この大会は、全国の高校生が論理的思考力やコミュニケーション能力を競う、ハイレベルな競技ディベートの場です。
今年で第30回となる本大会は、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校で開催されました。
今回は高校2年生6名で参加し、大いに学ばせていただきました。
大会では2回、それぞれ別の学校様と対戦させていただきました。関東甲信越の名門校相手に、準備不足もあり結果は残念ながら2敗となりましたが、2試合を通じて「コミュニケーション点」で合計76点を獲得することができました。これは、相手との議論の中でいかに明確に考えを伝え、聞き手に納得させる力が評価された結果です。特に、質疑での丁寧な姿勢や相手とのかみ合った応答を評価していただけました。
試合後には、審判(ジャッジ)の先生方から、的確で具体的なフィードバックをいただきました。
このアドバイスは、今後の練習やディベート力の向上にとても役立つ貴重なものとなりました。
また、昼食(学食がとってもおいしかったです!)後は午後の部の試合を見学しました。
レベルが違うなと思ってしまうほどの熱戦が繰り広げられていました。
競技ディベート特有の言い回しや、立論の構成について自分たちに足りないものをたくさん見つけることができました。
また、ジャッジの先生が実際に試合を聞きながらとった試合メモ(フロー)を撮影させていただくことができました。
レベルを上げて、また来年挑戦したいです。
大会ではすべての参加校に「敢闘賞」の賞状をいただけていうれしかったです(^^♪
そもそも「競技ディベート」とは?
競技ディベートとは、ある特定のテーマ(例:「日本は死刑制度を廃止すべきである」など)について、賛成・反対の立場に分かれて議論を行う対戦型の活動です。論理的な主張の構築、証拠に基づいた説明、相手の主張への反論力、そして聞き手に伝わる話し方が重要な評価ポイントとなります。
一般的な会話や討論とは異なり、ディベートには明確なルールと時間配分があり、3名の審判が勝敗を判定します。知識だけでなく、論理的思考力や表現力、そしてチームワークも試される知的スポーツとも言える活動です。
挑戦しなければ得られなかった貴重な学びを胸に、来年はさらに力をつけて、より良いディベートができるよう、これからも頑張っていきます!
<画像引用:ディベート4つの特徴と教育効果 | 木村専門研究所>